Utulens をフィルムで使う

あめ

写ルンですのレンズを取り出してミラーレスで使えるようにしたというUtulens
各社のマウントによって選べるようになっているのだけれど
実はマウントアダプタが違うだけで、レンズ自体はL39マウント

と、いうわけでライカに付けても使えるだろうということで
早速購入、M2に取り付けて撮ってみた
※フィルムカメラに取り付けての使用はサポート外

Ribbon

ちょっとマニアックな話(興味のない人は飛ばしてください)

通常の写ルンですはf10(ハイスピードはf14)なのに対して
このレンズはf16となっている

写ルンですはボディ側でフィルムを湾曲させることで収差を軽減する
という手段を取っているのだけれど
通常のカメラではそういう構造になっていないため
写ルンです同等レベルの性能を出すために少し絞り込んだ仕様にしているのだろう

昔、コニカのWaiwaiワイドというレンズ付きフィルムのレンズを取り出し
Mマウントに改造したBologonというレンズがあったけれど
(正式名称:HEXAGON 17mm f16)
あのレンズも、もともとがf11なのに対し改造レンズはf16だった

こちらも同様の理由である

SHIBUYA

歪んでいるし、周辺はぼやけている。
性能を求めるレンズでないけれど、写ルンですってこんなに歪んだかなぁ…
わざわざフィルムカメラに付けて撮ることもないかな…というのが
正直な感想である(写ルンですで撮ればええやん、という感じ)

ただ、いろんなフィルムが使えたり、スローシャッターが使えたりするので
このレンズの独特の描写とそれらを組み合わせることで
面白い写真を撮ることはできるかもしれない。

尚、今回の写真は全体的にアンダーだったようなので
再挑戦してみることにする
今度はVenus800を入れてみようかな

 

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。