中判広角ミラーレス一眼 | Hasselblad SWC

Shibuya Tokyo

今日は新たに手に入れたミラーレスカメラの話である。Twitter、いや今ではXとなるのだけど(よくないとはわかっていながら未だにTwitterアプリのまま使っている)ではつぶやいているので周知の事実ではあるのだけれど、この度ハッセルの広角ミラーレスカメラを手に入れてしまった。

年末くらいから仕事がちょー忙しく、1月の終わりのころにうっかり酔っ払って嫁さんに「忙しすぎてカメラ欲しい」とつぶやいたところ、「値上がり傾向だし買うなら今なんじゃない?」とまさかの背中を押され、数日後には手にしていたというわけである(偶然、在庫があったということもあいまっ¥)
と、いうわけで我が家にやってきたHasselblad SWCである。まさかこいつに手をだすことになってしまうとは・・・

ちなみにご存知の通り、SWCにはミラーがない。だからミラーレスカメラである。もうそういうネタは飽きたと言われても言いたかったんだから仕方ない。

cat street

さて、SWCといえば超いいカメラだけど超高いカメラ、というのが我々世代の印象ではないかと思う。しかし、市場に目を向けてみると高騰する500シリーズに対しSWCの価格は当時の据え置き、なんと価格が逆転しているではないか。そんなに人気ないの?デジバックつけられないから?(SWCは三脚座が干渉してつかないらしい)

もう一つ、SWCは超いいカメラだけど超じゃじゃ馬で使いこなせない、という話も耳にする。確かに超広角の写真は散漫になりがちだけれど、ライカにスーパーアンギュロンつけてスナップは楽しいし、なんなら一つ前に買ったレンズも21mmだし、超広角は好みなので何の問題もない。唯一の不安は目測というところだけど、これもきっとなんとかなるだろう。

drunkard street

ちなみに目測について補足すると、森谷メソッド(勝手に命名、写真家の森谷修さんの提唱する目測法。気になる方は森谷さんの著書「銘機浪漫」をご覧あれ)を実践するとなかなか目測が怖く無くなってくる。まだまだ修行中の身ではあるけれど、結構近距離においても比較的ピントを合わせることができているような気がする。勘露出は大体身についているので目測が身につけばもう怖いものはないはずである。日々精進あるのみ。

写りについては巷で言われている通りとてもよく写るが、T*コーティングのないnon-Tレンズだからか、強めの光源が入るとややフレアっぽくなってしまう。本当はフードをつけたほうがいいのかもしれないがフードも高いんよな・・・あとミラーがないからブレないよね。被写体ブレを気にしなければ1/8くらいはいける気がする

あと、広角だけど歪まないとはいうけれど人の顔が画面の中央から外れると歪むので、人を撮る時は注意が必要である。逆に、うまくフレーミングすれば脚長効果は狙えるかもしれない。また、超広角とはいえど38mmなのでピントを近距離に合わせれば比較的後ろはボケるので、超広角でぐぐっと寄ってポートレイト、なんていうのも面白い絵が撮れるかもしれない。スナップにポートレイト、風景まで何でも撮れる万能なカメラだな!

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