再・アトマル君 | Adox Atomal49

夏が来る

先日、新しい現像液への挑戦をお知らせした。

このときの結果としてはネガの仕上がりがやや濃い目であり、もう少し現像時間を短くしてやってみよう!ということで試した結果が今回のものである。カメラが変わったりしてるので厳密な比較はできないけれど…なかなかいい感じなのではないかと思うのでまずは1つ、基準の条件として決めてみることにする。

フィルム:Kentmere 400
露出:EI200(感度200設定で撮影)
現像液:Atomal49 1:1
現像条件:20℃で10分
攪拌 : 最初1分連続その後1分毎に3回

夏の日差し

あれ、結局D-76と同じではないか…なんだか不思議なものである。実際には、ハイライト側だけ見るともう少し時間を短めにしたいところではあるが、これ以上短くするとシャドーが潰れてしまう気もするのでビビってしまった。あ、でも8分でも試してみようかな。

かえりみち

だいぶ暗い条件だけど結構シャドー部も情報が残っている。やるなあ…あ、でもこれは現像液のチカラというよりはレンズの性能かな…?(エルマー35mm)

結果は良好である。しかし、D-76から乗り換えるだけの魅力があるかというと、今のところは感じられない(コストは倍くらいになる)

時間を調整することで感度が上がる(増感なのであたりまえといえば当たり前なのだが)というフレコミもあるので、一旦EI800くらいで撮影したものを現像してみてあがりを見てみようと思う。このトーンが800の感度でもスポイルされずに出ているようならかなり魅力的な現像液であると言える。

さて、まだまだ実験はつづく…

 

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