ハッセルの広角レンズ | Distagon 60mm f3.5

tea cup

前回は100mmのレンズをご紹介させていただいたのだけど、今回は60mmの話。

なんて一言だけ下書きに保存したままえらい時間が経ってしまった。そんなわけで今日は60mmの話。

今年の初めに友人から譲ってもらうことのできた私のハッセルであるが、譲っていただいた際に装着されていたのがこのDistagon C60mm f3.5であった。
友人は80mmのレンズもSWCも所有しており、広角が使いたい時はSWCを持ち出すのでDistagonは出番がない、ということで譲っていただいたのだけど、これがまた良いレンズなのである。

35mm換算で40mm程度?の画角は普段35mmレンズを愛用している身にも心地よく、子供の写真を撮るのにも背景がしっかり写るので重宝している。
中判はボカしてなんぼ!という主義ではないもので、背景がボケすぎないのもこれまた心地よい。100mmはいいんだけどちょっとボケが強いんだよね・・・

Hikarie

少し絞って撮るとバキバキの解像度を見せてくれる。人生二回目に使ったハッセルがこのボディとレンズだったのだけど、スキャンした段階でため息が出たことは今でも覚えている。そしてプリントしてもとても気持ちが良い・・・

とはいえ、調べてみると意外と情報が出てこないのもこの60mmの特徴かもしれない。玉数が多いのは50mmの方で、価格もこちらの方が安価で手に入るようである。
80mmをお持ちの方が2本目に、というのであれば50mmの方が差が大きくて良いのかもしれない。60mmだと画角近くなるしね。でもこっちの方が若干小さいというメリットもある。

折角なのでこのレンズで撮影した写真を何枚か載せておくことにする。気になっている方の参考になれば幸いである。カラーの作例が少ないところはご容赦願いたい。

亡骸

love coffee

Kumamon

どこか見覚えのある自動ドア

nebukawa

Supercub

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