フィルム写真をデータ化する

Antelope Canyon

このblogに掲載している写真は、全てフィルムカメラで撮影したものである。
デジタルカメラと違って、SDカードからそのままコピー…というわけにはいかないので
写真を何らかの方法でデジタルデータに変換する必要がある。
私がどうやってデータ化しているのか、そんな話

 

お店にお願いしちゃう

Joggle Jog

※お店でデータ化してもらったもの
データ化にもいろいろと方法はある。
最もお手軽なのは、お店に現像を出した際に「データCDつけてください」という方法。

これなら少しのお金を払うことで、手間をかけることなくデータ化ができる。
お金に余裕がある人、または枚数をそんなに撮らない人、
とりあえず何かしらデータになってればいいや!という人にはオススメの方法である。

プリントをスキャンする

cello

※プリントをスキャンしたもの。ポラだけど…
次に、プリントした写真をスキャナで読み込む、という方法。
これは、あまりオススメできない。

なぜなら、プリントした写真をスキャンする手間がかかる、スキャナも必要になる。
一方、お店でプリントをした場合、データCDを付けてもそこまで価格は変わらない
ことが多いので、手間に対して節約できる費用がわずかになってしまう。

強いて言えば、撮った写真は全てプリントにしたいけど、100円でも費用を抑えたい、
スキャナは家にあるので、データ化は必要な写真だけできればよい、という方は
この方法が合っているかもしれない。

フィルムをスキャンする

視線の先

※自宅でフィルムスキャンしたもの
最後に、フィルムをスキャナで読み込む、という方法。
これは、完全に「時間で金を買う」方法である(日本語がおかしい気もするが、そういうことである)

この方法は、まず始めためのハードルがある。
フィルムのスキャンというのは、一般的に家庭で使っているスキャナ(フラットベッドスキャナ)
ではできない。なので、専用のスキャナ、或いは
フィルム読み取り機能の付いたフラットベッドスキャナを手に入れるが必要がある。

さらに、作業自体に時間がかかる。
個人的なイメージ(測定したわけではない)では、36枚撮フィルム1本スキャンするのに1時間くらいであろうか。

この時間はほとんどが「読み込んでいる」時間なので、自分ではどうしようもない
(最新の機械を買えば、早くなるかもしれない)

さらに、スキャンしただけでは写真にならないので、画像の補正が必要になってくる。
私はほとんどがモノクロ写真なので、明るさとコントラスト、あとはゴミ取り(これが結構面倒)

程度であるが、これがカラーになるとやたらとに面倒になる。
なので、めんどくさがらずにそれが出来る人、にしかオススメできない方法である。

フィルムをスキャンすることのメリット

しかし、この作業はただ面倒なだけではなく、もちろんいい面もある。
モノクロにしてもカラーにしても、自分好みの写真に仕上げることができることである。

それが、明るさだったりコントラストだったり、カラーだったら色味だったり
もちろん、お店に頼んで出来上がってきたものに
「こーじゃないあーじゃない」と注文をつけて自分好みにすることも可能ではあるが、
自分でやった方が早い。あと、楽しい。

そんなメリットがあるから、私は面倒でも自分でフィルムのスキャンを行っているのである。

但し、家庭用で買えるスキャナ(価格もせいぜい5万円とか、
高くても10万円くらい)は、当然お店にあるような業務用の機械
(価格は数百万円?)に比べ性能は落ちるので
出来上がったデータを見比べると、お店スキャンのほうが綺麗である。

あくまで家庭でのスキャンは「自分好みにできる」ことが売りになるので
そこらへんを考慮して、「自分にあったやり方」を決めるのがよいと思う。

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