Summar 50mm/f2.0で妻を撮る

Summar 50mm/f2.0で妻を撮る

「妻を撮る」シリーズの説明はこちら

Summar 50mm/f2.0

ご覧のとおり、ふわっふわである。

こちらはシリアルナンバー「319***」ということで1936年製造、
こちらもほぼ80歳レンズである。

私の持っている個体の癖なのか、どうしてもまっしろふわふわになってしまう。
(中玉~後玉にかけて、周辺に曇りが発生している)
しかし、ふわふわながらも髪の部分なども潰れずに拾われていて
さすがはノンコートのレンズといったところであろうか。。。

但し、スキャン条件(補正)をElmarと同じ設定としているので
しっかり条件を追い込めば、もう少しコントラストを上げることも可能であると思う。

そして、このレンズは曇天時あるいは暗めの室内なんかで本領を発揮するので
今回のテスト条件は、ちょっと不得意分野だったかもしれない。

ふわふわ効果のせいかもしれないが、Elmar50/3.5に比べると、すっきりして見える。
(線が細い…と、言うのであろうか)
ポートレイトには、Elmarよりもこちらの方が向いていそうなイメージである。