ローライ35で滝を見る

落石注意

世の中は緊急事態宣言が続いている。仕事は完全リモートになってしまっているし、週末の外出も控えている&出かけるときはカブで出かけるようにしているので1ヶ月ほど電車に乗っていない。つまりは外飲みしていないということでストレスが溜まっているような気もするけれど、カブで出かけるということがその代わりのガス抜きになっているような気がする。

そんなわけで、気温の上がった週末にカブにまたがって少しばかり遠出してみることにした。一応気を遣って都内から出ないように(正確には道中出たけど通過したのでセーフということにする)東京の西の方に向かってみることにした。

滝を目指す 
 

温泉に浸かりたいと思い、東京の果にある温泉に行ってみたのだけれど、考えることは皆同じなのか人が多くて早々に出てきてしまった。食事をした後は近くの滝を見て帰ろう、ということで滝を目指すことに。こちらは人が少なく(ほとんどいなかった)快適だったのだが、運動不足の体に山登り(というほどのものではないけど)はなかなか厳しいものがあった…(幸い筋肉痛にはならず、カブのおかげ?)

この先、本当に滝を見ることができるのだろうか…?と疑問に思いながら山道を登っていく。確かに川は流れているのでどこかに滝はありそうだが、本当にあるのか?滝の近くまで行くことができるのか?なかったらなかったでネタになるからいいか、なんて思いながら進んでいく。実際滝を見て帰る途中に親子連れのお母さんに「この先滝って見られるんですか?」と聞かれた。

滝

この日は二眼のローライがメインだったのであまりモノクロでは撮っていないのだけど、ポケットにローライ35を入れていたので何枚か撮ってみた。久しぶりだったので目測にも自信がなかったのだけど、思いの外ちゃんと撮れていた、やるやん自分。

写真を取り込んで感じたのだけど(あくまでデータ化まででの感想として)ツァイスゾナーに求めた黒が出ている気がして嬉しかった。(ローライゾナーだけど)そもそも当時Rollei35を持っていたにも関わらず35Sを買ったのは、CONTAX Tを手に入れたものの巻き上げ不良(持病)で手放すことにして、でも写りはかなり気に入っていたため、同じものではないけど近い画角のゾナーならきっと似たような写りをするはずと考えたからなのである。

今回の写真はその時の気持ちをなんとなく思い出させてくれた。ポケットにも入れやすいしツーリングのお供に活躍してもらおうか、と考えている。

Face

早く気負わず街撮りできるようになってほしいなあ

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