癖玉ズマール | Summar 50mm f2.0

昭和の風景
Leica IIIa / Summar 50mm f2 / Kodak 400TX

ボケ玉とか呼ばれているらしいですが、近年は人気が出てきており、中古相場としては後に出たSummitarより高いという現実もある。次はSummitarあたりかな…と考えていたのだけれど、Summarの方が癖があって楽しいよ!という大人のささやきがあり、手頃な感じで手に入りそうならSummarかな…と、心は傾いていた。そういえば以前、熊本で見かけたことを思い出して気になっていたのだが、ちょうど熊本に行く機会があったのでものを見に行ってきた。現物を見ると、中玉にそこそこカビがあるものの、価格も安く、よく言われる前玉の擦り傷も少なかったため、そのままお持ち帰りしてきた。(※帰ってきてから改めて見ると、後玉の外周が結構曇ってた)

視線の先
Leica IIIa / Summar 50mm f2 / Kodak 400TX

ライカを買った時にお店の人に言われたこと。「古いレンズは保管状態で変わったりもするから、一概に『このレンズはこんな写り』とは言えないんですよ」と、いうわけでネットでいろいろズマールの作例を見たりもしたのだけれど、このレンズは一体どんな写りをするんじゃい…?ということで、熊本にいる間つけっぱなしで撮ってみた。よく考えたら、まともに写ってなかったら、熊本の写真がほぼパァになってたわけで、結構冒険したな、と。

yome
Leica IIIa / Summar 50mm f2 / Kodak 400TX

しかし現像してみると、意外とちゃんと撮れていた。ピント面はしっかり解像してるし、ボケも綺麗だ。状況によって少しもやがかったように写ることもあるけれど…なかなか良いのではなかろうか。どこかでズマールは屋内用レンズ、と言っていた気がするが、そのとおり!な気がする。あと、なんかえらく昭和な写真になる…気がする。

ニョロキーノ
Leica IIIa / Summar 50mm f2 / Kodak 400TX

まだ使い始めなので完全に理解したわけではないが、優秀なエルマーと癖のあるズマール、上手く使い分けられるかな…とりあえず、簡単に外せそうな前玉だけ取り外し、中玉のカビは軽く取っておいた。これがどう出るか…おたのしみに!

12件のコメント

  1. はじめまして。
    何時も楽しく勉強させて頂き有り難う御座います。
    去年に親戚の形見であるライカDIIIを頂きカメラ遊びをはじめました。
    シャッター幕がダメなので近々OHに出そうと思います。
    付属のズマールは無傷なので写すのが楽しみです。
    まだまだカメラヒヨコなので幼稚な質問などしてしまうと思いますが宜しくお願い致します。

    1. はじめまして!
      それはとても素敵なご縁ですね…!是非、綺麗にして使ってあげてください!そして無傷のズマールとは羨ましい!
      お力になれることがあれば遠慮なくご質問ください!

  2. 最初に購入したマミヤC330 しか使った事が無いので35mmの初がライカのバルナックな事が飲み会で笑い話になり友人親達に贅沢だと絡まれヘクトールを買えとパワハラを受けてしまいました!
    写りに若干遊びのあるズマールが一番好きなのでしばらくはズマールでレンジの遊び方を覚えようと思います。

    1. 最初に購入したのがマミヤC330とは、お目が高い!そして、初の35mmがライカというのは確かに贅沢ですね…でもパワハラはいけません!(笑

      ズマールはとても楽しいレンズですよね。私は結局癖を求めない方向に進んでいるため手放してしまったのですが…余裕があれば所有しておきたいレンズの1つです。

  3. ブローニーも35mmもモノクロで色々と試してみたいですが、少しいい値段するので躊躇してしまいます。
    カラーみたいに業務用が供給される事をファンとしては願うばかりです。

    1. 最近、現像も高い&時間がかかるようですからね…
      (長いこと自家現像なのでお店事情をあまり知らないのですが)
      我が家に使ってない期限切れモノクロフィルムが大量にあるので、
      タイミングがあれば差し上げたいところです

  4. 自家現像も慣れてきたらチャレンジしてみたいですね!
    期限切れモノクロフィルムいいですね。
    宜しければ是非とも甘えさせて頂きたいですが…。

    1. モノクロを撮るようでしたら自家現像はいろいろと楽しいのでぜひ!(沼も深いですが…)
      どこかでお渡しするチャンスがお持ちするのですが…

  5. レンズやフィルムも沼と聞いてはいましたが、現像にも沼があるのですね!
    奥が深いというのか底が見えないというのか、楽しむ側としては終わりが無いのでずっと遊べますが
    本職の方々は苦労しそうですね。

    当家は越後農家なものですから予定も田畑優先の生活なので遠出も出来ないのです。
    カメラ屋も少ないのでネットは便利ですが直接見たり触って確かめられないので
    良いカメラ屋さんや趣味家さん達と交流できるという所は都会は良いなぁと思います。
    人混みが嫌いなので常駐は嫌ですが。

    1. 現像の条件だけでも無限に変えられる(基本のレシピからいろいろ変えるとネガが変わる)上に、処理する薬品の調合なんかもできちゃうのでそれはそれは沼ですね…(僕はまだ調合までは足を踏み入れていませんが…)

      そうなのですね!確かに、田畑があると離れられませんね…
      一時期熊本に住んでいたことがあったのですが、実物を見てカメラを買えないのはなかなか辛かったです
      (キタムラなんかは全国の在庫を取り寄せて見てから購入とかもできますが、限られていますしね…)

  6. こんばんは。
    ライカさんが長い入院から帰宅したので、早速ズマールを装着して
    徘徊してきました!
    フードもファインダーも無いドノーマルでパチパチ日陰から写してみましたが
    開放でのぐるぐるボケが凄くて感動しました!
    絞るとバキバキとはいきませんがとても私好みの写りです。
    個体差を試したくなりますが、その前に憧れのズミタールをゲットしたいです。

    1. こんにちわ。
      退院おめでとうございます!ズマールの開放はボケが回りますよね…
      他の記事でも書いていますが、条件の良い状態(明るさや光の入り込み具合として)で撮影すると
      ズミクロンの系統を感じさせる素晴らしい写りをするレンズだと思います。
      ズミタールは少し癖が減って扱いやすくなり、ズミクロンほど完成していないバランスのいいレンズだと感じました
      (といっても沈胴ズミクロンあたりは完成形でもないですが)

      今後が楽しみですね!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です