KJはSOOMPを手に入れた!
…と、わかる人にはわかる、わからない人にはわからない呪文である。
SOOMPとは、ズマールのために作られたレンズフードのことである。
ライカの純正アクセサリには、全て名前が付いている。
50mmファインダーのSBOOI、35mmファインダーのSBLOOなど、
正直読み方はよくわからないのだけどペットネームが付いているのである。
(2015.2.28追記)
この5文字のアルファベットは、流通管理用のコードナンバーであるらしい。
そんなわけで、単なる個体識別用のアルファベットの羅列なので
読み方もへったくれもない、ということのようである。
(追記ここまで)
今回は、そのSOOMP(スーンプ?)を使ってみた話。
SOOMPとはなんぞや?
SOOMPは、なかなかごっついフードである。
(どんなのか気になる方は、SOOMPでぐぐればすぐ出てくるので見てみよう)
効果の程は…?ということで、同じシチュエーション、フードありなしで試してみたのが上の2枚。
かなり逆光がきつい状況ではあるが、さすがフードがあるとかなりフレアが低減される。
なかなかの効果である。
(若干暗部が黒つぶれ気味だが、これは露出ミスってるので私が悪い)
この後は、フードつけっぱなしでスナップをした写真のみであり、フード有無での比較はしていない。
フードにより安定感が増す
光の向きにだけ気をつければ、フード無しでもそこまで酷いことにはならない。
しかし、思わぬ方向の光により、突然ふんわり写真に…なんてこともあった。
フードを付けることで、そういったことがなくなり安定性が高まっているように思える。
正面からの光にだけ注意していれば、予期せぬふんわり写真を産むことがない。
上の写真は昼間の太陽が高い位置にある時間に撮影したものだが、
フレアもなく綺麗に写っている。
その他、まちなかSNAP
その他、銀座などなど…でお散歩スナップを撮影。
太陽光を直接見ないようにすれば、かなり安定して写真が撮れる。
夕暮れのカフェで撮影。このあたりは、フードなしでもズマールの得意とするシチュエーションである。
状況が良ければ、ズミクロンにも負けない…というのは、言い過ぎだろうか。
不安定だけど写りのいいズマールの安定性が向上してしまったので
かなり使い勝手が良くなってしまった!唯一、フードが大きいのだけが難点か…
というわけで、ズマールが好きな方は是非フードを使用することをオススメしたい。
安定して「ズマールの絵」が撮れるようになる…と、おもう。