Leica M 検討記 その2

elevator girl
■過去記事

■どのMにするか?

Mにもいろいろある。M3に始まりM2、M1、そしてM4、M5、M6・・・M1はそもそも距離計が無いので却下。M5はブサイクと言われるけれど、手の大きい私にはちょうどいいかも?と、少し傾いたものの、露出計の構造的に沈胴レンズが沈胴できないということである。

今持っているレンズがエルマーとズマール、どちらも沈胴レンズである。これが活用できない(沈胴できない)というのはいささか勿体無い気がするので選択肢から外した。次にM6、M4は価格的に不可能なので却下。残ったのはM3かM2。

初代Mながら最高峰と言われるM3か、廉価版と言われつつも改良され、広角にも対応するM2か。

と、悩んでいるところで、ハービー・山口さんにお会いする機会があったので「Mを手に入れたくて悩んでいるのですが、M3かM2かで悩んでいます」とご相談させていただいたところ、ハービーさんは即答してくださった

「M3でしょう」

この一言で、M3を探すことに決めた。

特技:ジャンプ

■M3にもいろいろある

調べてみると、M3にはいろいろある。大きく分けても前期と後期。細かいところも合わせると、10パターンくらい?M3ならどれでもいい、という選択肢もあるが、せっかくなのでいろいろ調べ始めると、気になってくるものである。

■着眼点
いろいろと変更点はあるものの、私が目をつけたのは2つ

・ストラップ取り付け部の形状
・巻き上げ

この2つである。

・ストラップ取り付け部の形状
ストラップの取付部はドッグイヤータイプ呼ばれるもの(前期)と、通常のタイプ(後期)の2種類。ここについては見た目の好みの問題で、ドッグイヤータイプのものが良い。

・巻き上げ
巻き上げは3種類。前期のダブルストローク・スプリングタイプ(2回巻き上げ)と、後期のシングルストローク・ラチェットタイプ(1回巻き上げ)そして、過渡期に存在したシングルストローク・スプリングタイプ(1回巻き上げ)である。

Webの情報なんかを見ていると、巻き上げの感触はスプリングタイプが良い、とのこと。

それをそのまま信じるのであれば、過渡期のモデルがいいなぁと思うものの、台数が少ないので、おそらく手に入れるのは難しそう…ということで、できれば過渡期のモデル~前期の終わり頃のモデルを狙っていくことにする。

つづく…

その3はこちら

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