とある写真夫婦の食卓

Rolleiflex

ある木曜日の夜
週末に予定している熊本旅行の話に花を咲かせていた

夫婦で出かけるとなるとまず問題になるのが
「どのカメラを持っていくか」
というところである

最近はライカ一択の私にとってはあまり悩むことはないのだが
(それでも、レンズには悩む。結果、ボディに悩む)
妻は悩んでいた

まず、最近の傾向としてあまり枚数は撮らず
じっくり撮るようになっているので、中判を持って行きたい
しかし、ブロニカは重い
手持ちの二眼はシャッター速度が1/200である

その週末、熊本の天気は珍しく快晴の予報だった
妻は曇り女なので、いつも予報は曇りなのである
(晴れの予報でも曇らせるのが本物の曇り女なのだが)

「1/500で切れる二眼がほしい…」

そんなことを言う彼女に対して私はこう提案した

「まだ1日ある。カメラを買えばいい!」

冗談半分で言ったセリフだった。
しかし次の瞬間、その言葉が本気に変わった

よく行く中古カメラ屋さんのwebサイトを開いたところ
以前から気になっていた二眼レフが中古美品で出ていたのだ

Tessarレンズ付きのRolleiflexである

ここのところ、私は中判から離れている
なぜなら、自宅に置いた引き伸ばし機でプリントできないからだ

引き伸ばし機を買い換えるとき、中判から足を洗ったのだ
何度か見つけては気になっていたTessar付きのローライだったが
中判は家で焼けないし…という理由から幾度と無く諦めてきた

それが今、中古でお店に出ている
しかもそのお店は絶賛セール中である
今、妻が求めている性能を備えている
明日、仕事後に買いに行くことができる

そんなわけで翌日の夜、仕事終わりに妻と待ち合わせ
そのお店に足を運んだというわけである

結果はお察しの通り、晴れて我が家にRolleiflexがやってきた。
さて、撮影したらどこで焼こうかな…

 

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