毎年恒例になっている会社の同期といく新年旅行の話。
始めたときは20代だったメンバーも30代になり、中には40歳が見えてきた人もいる。そんなわけで最近はちょっと観光して宿に入って飲んで温泉入って飲む、みたいな感じになりつつあった。今年の幹事(私も幹事だったのだが、もう一人)が「今年はだらだらした雰囲気を打破する!アクティビティや!」と張り切りって湯沢にスノーモービル体験をしに遊びにいくという企画を立てた。
さて、2枚めの写真がお土産やさんというところから察する方もいるかも知れない、ニュースにもなっていたのでピンときた方もいるかもしれない。そう、今年の日本海地区は例年にないほど雪が降らず、通常1.5m近く積もっているはずの雪がほぼ0cmという事態になってしまったいた。
そんなわけでスノーモービル体験は中止、越後湯沢駅近辺を観光して少しインスタ映え?スポットに足を伸ばした後に宿に入ってだらだらするという例年通りの旅になったのであった…こうなる運命だったのか!?(宿の女将さんも60年生きてて初めて、とおっしゃっていたので本当に珍しいんだと思う)
ぽんしゅ館あたりでお土産と夜のお酒を調達したあとは清津峡渓谷に向かう。サービスエリアなんかで配っているガイドブックを見るとそんなに載ってないのであまり有名じゃないのかもしれないが、インスタグラマーには人気の場所…なのかなあ?そんなに人いなかったけど。長いトンネルを歩き、山肌を目の前で見ることができるという場所(言葉で説明するのが難しい)なのだが、雪も積もってないためただただ岩肌が見えているだけだった。うーん、やはりここは豪雪時か夏の緑がきれいな時期に来るべきところなのか?(でも岩肌はちょっと変わった形で興味深かった。柱状節理というらしい)
トンネルを歩いて奥まで行くと(途中不思議なトイレがあったりもするが)インスタ映えスポット?に到着する。丸くあいたトンネルの向こうに渓谷の景色が見え、床には水がはられていて映り込みを楽しむことができる。この日は風があったり人がいたりしたので水面がゆらいでおりキレイな映り込みを見ることはできなかったが、皆が入れ替わり写真を撮って楽しんでいた。雪景色とか緑の景色だったらキレイなんだろう。
一通り楽しんだら買い出しをしつつ宿へ移動しチェックイン。温泉に浸かり、山盛りのご飯を頂いたあとは(本当に山盛りだった、まんぷく!)部屋で大宴会。男8人の旅だというのになんの色気もなく人狼ゲームで盛り上がるあたり、10年前と変わらず楽しいメンバーである(研修中の社宅にてDCマリオカートを8人でやっていた仲)
次の日は予定通り、八海山酒造を見学し、お土産を買って解散。八海山のエリアは雪室が見れたりビールが飲めたり(RYDEENというビールが美味しかった!)社食でご飯が食べられたりと、雪を求めて行ったのに雪がふらなかったときなんかは(そうでなくても)お酒好きなら行ってみると楽しめると思う。
そんなこんなで2020年もかわらず飲んだくれる予感しかしない旅になったのであった。