Canon 35mm f2.0 LTM フードの話

先日ご紹介したCanon 35mm f2.0 LTMのレンズ(通称、ジャパニーズ・ズミクロン)に使用しているフードについてのお話。

Googleで検索しても35mm f1.5のフードの話(レアで手に入らない!とか)は出てくるのだけれど、どうしてもf2.0の情報がない。巷のフードを見ても35mm f2.8という刻印はあるものの、35mm f2.0と刻印のあるものが無い(逆に、ご存知だったらコメントなりでお教えいただけると嬉しいです)

そこで自分なりにいろいろ試してみて結論を出したので、この場でそこまでの紆余曲折と結論をご紹介しておこうと思う。

条件としては、レンズフィルターも同時装着できること、ケラれは微々たるものでもNG(スキャンやプリントでトリミングすると気にならないレベルもあるが、ノートリミング黒フチでプリントすることもあるので微妙なケラれもNGとする)

S-42カブセフード

まず手元にあったS-42のカブセフードを装着してみた(以前、28mmのレンズを所有していたときに手に入れたもの)これは50mm用のフードであるので当然ケラれが発生した。実はいけちゃった!を期待したのだが、そこまで人生甘くはない。

35mm f2.8ねじ込みフード

次に、レンズを入手した銀座松屋で同時に入手した35mm f2.8の刻印が入ったねじ込みフードを装着してみた。開放値の違いがどう影響するか不安だったが、このフードではケラれは発生しなかった。しかし、40mmのフィルターを装着した上にこのフードを装着すると、ケラレが発生してしまった。微妙なラインである

S42カブセのベース&35mm f2.8フード

 

実はキヤノンのフードは、ベース部分とフード部分を分離させることができるのだ。そこで、かぶせフードのベースに35/2.8用のフード部分を装着してみることにした。これでいけると思ったが、やはり40mmフィルターを装着すると同じことで、ケラレが発生してしまった。

35mm f2.8フード+シリーズ6フィルター

 

フィルターは諦めるしかないのか…と思いかけていたところ、よく見るとねじ込み式のベースに”SERIES VI”の文字が。シリーズフィルターとは、ねじが切られておらず、フードとレンズの間などに落とし込むタイプのフィルターのことである(ズミルックス35mmなんかもシリーズ7フィルターを採用している)

と、いうことはシリーズ6フィルターを手に入れればフィルターがつけられる…!ということで早速注文をすることに。届いて早速装着してみると、ピッタリ収まる(当然である)し、フィルターを装着してもフードの深さは変わらないので、ケラレることもない。これで完成!

と、いうことで結論は、Canon 35mm f2.0には、Canon 35mm f2.8用のフードが使用可能である、但しフィルターを装着したい場合はねじ込みフィルターは使用できず、シリーズ6フィルターを入手する必要がある。ということでした

おまけ:かぶせ式のベースを使ってみる

よく見ると、S-42についていたかぶせ式のベースもシリーズフィルターを入れる溝があるので、フィルターを入れてみるとぴったり入った。これでもいいかなと思って装着してみたが、残念ながらかぶせ式だと絞りの指標が隠れてしまう&絞りリングが非常に操作しづらくなってしまうことがわかった。(最初に気づいておくべきだった)

と、いうことでやはりベストは35mm f2.8用ねじ込みフードにシリーズ6フィルターである、という結論は変わらなかった。

ネット上にもあまり情報がなかったので、レンズを手に入れられてフードをどうしよう!と困っている方の助けになれば。

 

このレンズの描写なんかについてはこちら

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