ナベさんぽ2019のカラー写真が出揃ったので1週間前を振り返りながら記事を書いている。この日のカラー写真は手に入れたばかりのX-700にFUJIのC200を詰めて挑んだ。日付の入れられるデータバックを使い日付を写し込んでみたのだが、前半は設定を間違っておりうっすらになってしまった。(フィルムの感度により写し込み濃度の設定を変えなければいけない)上の写真もよーーーーく見ると日付が写し込んである。
現像/データ化については前半はチャンプカメラ、後半はキタムラにお願いした。
モードラはフィルムがすすむ
X-700にモータードライブを装着して散歩に挑んだ。家にいてもそうなのだけれども、モードラをつけると撮影時の音も気持ちよく、どんどん撮れてしまう。そういえば、iPhoneカメラのシャッター音はキヤノンのAE-1にモードラを付けたときのシャッター音を参考にしているだとかなんだとか、そんな話も聞いたことがあったなあ。
私は手が大きいので、モードラをつけると手の収まりがちょうどよく、握りやすくなる上に、X-700のモードラは縦位置でのシャッターボタンもあるので、私としてはいろいろと都合がよいアクセサリである。
ただ、単3電池8本装填という重さは…ちょっとしんどいかな
撮ったり撮られたり、それをまた撮られたり
写真散歩をしているとよく見る風景。撮ろうとしたら撮られ、その光景をまた別の誰かに撮られ、その光景を…(以下エンドレス)背景をきちんと整理したポートレイト!を撮ろうと思うといろんな人がちょろちょろ写り込む撮影会では難しいと思うけれど、個人的にはみんなが写り込む写真がその場の楽しさを思い出させてくれるので、むしろどんどん写り込んでもらいたい。写り込みなしで撮らせていただきたい人は別途散歩にお誘いすることにする。
先に進んだ者が負け?
何が勝ちで何が負けなのかわからないが、とにかく写真散歩では「いい風景」のところに進んで行った者が被写体になる場合が非常に多い。振り返るとみんながこっちにカメラを向けていた、なんてことは日常茶飯事である。だもんで、写真散歩でいい雰囲気の場所を見つけると、なんとなく牽制しあっているような空気が一瞬流れる。「お前が先いけよ!」「いや、どうぞどうぞ」みたいな(実際に会話がかわされるわけではなく、個人の感想です)
この日は積極的に前に出るようにしてみたので、結構撮られた。けど、そのかわり?に上のようなほのぼのとした写真が撮れる。また、いつも撮ってばかりの人も撮られてみるといろいろ発見があるので是非積極的に前に出ることをおすすめする!
さて、ここからの写真はキタムラにお願いしたものである。
手巻き一眼で日付を入れるということ
散歩とは関係ないのだけど…日付の入れられる写真の多くは自動巻きのカメラであり、フィルムを装填すると自動的に1枚めまで巻いてくれるものがほとんどである。しかし今回使ったX-700は手巻きのカメラであり、フィルムを装填したら1枚めまで空シャッターを切って巻き上げる必要がある。実はこのときにも日付の写し込み機能は働いているので、上のようなコマが残るというわけである。これ、実はフィルム装填日を記録するのにめっちゃ便利なんじゃないだろうかとか思ってしまった。
なんだそんなこと、と思われるかもしれないが、個人的にかなりの発見だったのでここに残しておく。
お店が違えば色も変わる
実を言うと、キタムラで処理した写真はやや暗めだったため取り込み時に若干明るさを調整している。そのせいもあるかもしれないが、チャンプカメラでデータ化したものと色合いがやや変わっている。同じフィルム、同じカメラで撮影したとしても、お店によって仕上がりが変わるところがカラーネガの面白い所である。
たまプラは楽しい街
愛に溢れたナベさんのアテンドがあったからより強く感じたところもあると思うが、たまプラは非常に楽しい街だった。自分は今住んでいる街をこんなに楽しく案内することができるだろうか…もう少し、近所散策をしてみようかな。
おしまい。
モノクロ編はこちら
こんばんは。
モノクロと印象が変わりますね。
人を写すのが苦手ですがカメラを構える人を撮るのは面白くて好きです。
装填空撮りで日付を付けるのは良いですね!
メモの手間が省けそうです。
カラーはモノクロに比べて「リアル」な感じに写るなあ、というのが僕の印象です。
なので、あまりリアルに写したくないときはカラーは使えないんですよね…
空撮りで日付、偶然の産物なのですがなんだかちょっと得した気分になりました(笑