オンラインで撮影

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ご存知の通り、自粛生活が続いている。私は仕事も在宅勤務となり、毎日のゴミ出し(とそのついでに近所を散歩)と週末のご飯買い出しくらいしかでかけなくなってしまった。電車も久しく乗っていない。

写真は自宅で子供の写真を撮りまくっているので撮影のペースはそれほど落ちていないのだけれど、やはり友達とワイワイしながら写真を撮りながら散歩する、ということに飢えている。あとは友達を撮りたい。あと飲みに行きたい。

飲みに行く、というのは巷で流行りのオンライン飲み会というので多少は解決できる。当然完璧な大体にはならないものの、顔を見て喋り、お酒を飲むことでいくらかは気持ちを満たすことができる。

オンライン飲み会

散歩して写真を撮る行為も、ゴミ出しついでのお散歩にカメラを持っていけば写真を撮ることはできる。いささか近所の景色には飽きてきた感もあるけれど、それでもまだ発見できていない景色があるかもしれない、という期待を胸に散歩を続けている(あるかないと運動不足でやばい)

自分なりに自粛をしながら、いろいろと工夫をしてストレスを解消しているわけだが、今回は友達を撮る、という欲求をオンラインで満たすことができないかと思い、オンラインでの撮影を試みてみた。巷ではZOOM撮影とか、ZOOMグラフィとか言われているようだけれど、個人的にZOOMは使ったことがないのでその言葉は使わないことにする。ちなみに今回は何度も写真散歩をご一緒させていただいている方にお願いし、ツールはLINEを使用した。

いやいやえん

in a dream

kasumi

口唇

私の環境だと、PCのモニターは24インチしかなく、解像度もFHDなのであまり細かくない。さらに通信速度によるノイズなんかが交じるので、きっちりかちっとシャープな写真を撮ることは土台無理な話である。また、きっちりモニター面にピントを合わせるとモアレ?のようなものが写り込んだりしてしまう。これはこれでオンライン撮影感が出るとはいうものの、できれば避けたいなと思うところである。

ちなみに撮影にはオリンパスのPEN-FTを使用した。もちろんフイルムである。(ちなみに、途中フィルム切れして少しだけデジでも撮った。5億年ぶりくらいにデジカメを撮影に使った気がする)ライカは寄れないので即却下だし、画質が荒れる部分をハーフの粒状感でごまかせないかな、と思ったのである(実際にはあんまりごまかせなかった)あと寄れる(最短撮影距離が短い)こと。結果としてはなかなか良かったのではないかと思う。LINEの仕様上、画面内に自分側の映像も映り込むので、それを避けながら撮影する必要がある。また、画面いっぱいを写すのではなく画面の向こうで動く彼女を切り取っていくという撮り方をしようとしたときに、最短撮影距離が近いと自由度が上がる。

結論としては、画質は別にしてそこそこちゃんと撮れる、ということがわかった。(画質についても環境をしっかり整えれば結構突き詰めていけるのではないか?と思う。モデルさん側のカメラの性能とか、双方の回線品質とか、こちら側のモニターとか)

とはいえ撮られる側のほうが実際の撮影とは感覚が違うと思うので、そこらへんのところは様子を見つつ、オンラインを活用することでうまく自粛生活を乗り越えていければいいなあと思う。

とはいえ、はやくみんなに会いたいなあ

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