ライカで超広角、というといちばん有名なのがこのレンズではないだろうか。ご存知の通り、シュナイダー社の協力を得たレンズ。初代f4に続き、改良されて発売されたf3.4のものを手に入れた(代わりにM2とGRをドナドナ…)早速、週末2回ほど持ち出してみた
昨年、21mmという画角に挑戦をしてみた
28mmもあまり使っていなかったので、吉と出るか凶と出るか…という思いだったのだけれど、思いの外しっくりきてしまい、稼働率が急上昇し自分の中での焦点距離構成が
21-35-50 で固まったような気がした
そんなわけで半年くらいは手に入れたGR21mmを使っていたのだけど、この度遂にライカの21mmを手に入れてしまったというわけである
さすがは対称型だけあって、歪みはほとんど気にならない。とはいえGRも同じレベルにあったことは確かである。後玉のでっぱりなしにあそこまで歪みを補正したGRが凄いとも言えるし30年前に同程度のレベルにあったSAが凄いとも言える。とにかくみんなすごいのだ(適当
GRもしっかり写り、歪みもなく、非常にいいレンズであった
ただし唯一の欠点として、持病にバルサム切れを持っているというところがあり、今回その不安材料もあって、SAへの乗り換えを決断したというわけである。
絞りリングのクリック感が他のライカレンズとは違うのはシュナイダー製だからなのか、とはいえモノとしての質感は言うまでもなく文句なし。フードも含めM3につけるとかっこいい、文句なし。
距離系連動はしないものの、最短40cmまで寄れるのもよい(GRは50cm)RFのくせにテーブルフォトが撮れる!(でもテーブルの上のもの全部が写る)重量や大きさに関してはGRに軍配が上がる(軽量コンパクト)あとGRはLマウントなのでIIIaで使えるのがちょっとうれしい(SAはMマウント)
GR21mmで撮影 model:HOTARUさん
ポートレイトを撮る時も「人のドアップ」ではなく、背景も入れて「その瞬間、その空間」を撮りたいと思っているので、21mmは距離感を保ちつつ空間が写るので良い。ただ、パースはつくので好みが別れるところか…
GRはさすが新しいだけあってぱっきりくっきりな印象だったが、アンギュロンはしっかり写っているなかで柔らかさを感じる。なんだかんだ言って、しっかりライカらしい写りをしてくれる…というのが今のところの印象である。今後も愛用していこうと思う。
以下は新品で買える21mmのレンズたち(最近リリースされたNoktonの21mm/f1.4というのも気になる)