バルナックは巻き戻しに注意?

Lessons

やってしまった感がある。いや、やってしまったのである。ご覧いただいているように、写真がエライ感じで感光してしまっている。なんでこうなったのか…?考えてみた。ちなみに使用したカメラはバルナックライカのIIIaである。

まず考えられるのはカメラの光線漏れ。どこかの遮光が甘くなってしまったせいで光がはいってしまったことにより感光してしまったのかもしれない。或いは長巻フイルムなので使い古したパトローネの遮光性が落ちて光線漏れしてしまったのかもしれない。

My Cub

と、いったように最初に考えられるのはどこかからの光線漏れではあるが、今回に関してはそうではないことが断言できる。なぜかというと、光線漏れによって発生した場合はフイルム全体が感光してしまうが、今回はパーフォレーション(穴)の部分には感光していなかったのである。つまり、シャッター周りから光が入ったとしか考えられないのである。

そうなると考えられるのがシャッターの不調。幕なのかドラムなのかに異常が生じて隙間が生じてしまっているのか…いや、それにしては写真は普通に撮れているように見える。明らかに撮影後に上から感光したような感じだ。実際、このフイルムの次に詰めたフイルムはなんの異常もなかったので、カメラ自体の不調ではなさそうである。

Walking with

そういえばどこかで聞いたことがある。古いライカは巻き戻し状態にすると幕が半開きになるのでレンズキャップをして巻き戻さなければならない…と。とは言ってもいまだかつてレンズキャップをして巻き戻したことなんて一度もないけれど、こんな現象が起きたことは一度もない。もちろん日陰に入って巻き戻すようにはしているけれど、それは今回も同じである(確かに日差しの強い日ではあったけど…)

いつもと何が違うのか考えていたところ思い出したのが、今回は巻き上げてから巻き戻しレバーを倒したということ。いつもは36枚撮りきったらシャッターを切った状態で巻き戻しレバーを倒し、巻き戻しを行っていた。今回にかんしては撮影して巻き上げたところで36枚撮りきったことに気づいて巻き戻しレバーを倒して巻き戻しを行った。それがいつもとの違い…それくらいしか思いつかない。

バルナックを使ったことがある方ならわかると思うが(IIIfとか新しいモデルは違うかも)、シャッターチャージされた状態で巻き戻しレバーを倒すとシャッターがリリースされる。このときにシャッターが半開きになってしまったのではないだろうか。言われてみれば一部に強い感光はしているが、全体的にカブってしまっているように見える。(コマ間も若干カブっている)つまり、わずかに幕間が空いた状態で巻き戻していったので、巻き戻しが止まったところでは強く感光するため帯のようになり、それ以外のところは瞬間的に感光するためうっすらカブった、ということではないだろうか…(バルナックは巻き戻しがノブ式なので連続的に回せないのである。これも使ったことある人ならわかるはず)

そんなわけで、今後バルナックライカを使うときは巻き戻しに注意をしようと思う…もし巻き上げてしまったら、シャッターを切ってから巻き戻しレバーを倒すことにしよう。

もしこの仮説が間違っている、なにか他の説があるという方がいらっしゃったらお教えいただけるととても助かります。

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