鷹の目を持つ駄カメラ(非公認)

Paddlers Coffee

先日、某カメラ店で救出したコンパクトカメラ
価格的には駄カメラ価格なのだけど
名門であるカールツァイスのテッサーが付いているとなると
若干「駄」感は薄れるな…とか思ってみたり。

なにより、自分は駄カメラ展出展者でもなんでもないので
非公認であることを宣言しておく。
なんでもかんでも駄ってつければいいわけじゃないもんね。

※後日談あり、駄カメラという言葉について出展者の方に伺い
少し認識が違っていたのでこんな記事を書いた

でも、いくらツァイスが付いているといっても
シャッター音とか、巻き上げ音とか、
チープで「駄」感は感じられると思うのである。

Entrance

チープとは言うものの、フィルムカメラにおいてボディはただの箱
レンズが良ければカメラとしての性能は満たされるのだ!

というわけで、とりあえず試写も兼ねてモノクロフィルムを1本通してみた。

牛串?

ウワサには聞いていたAFの弱さはあるものの
測距した結果がアイコンで表示されるので
そこに気をつけながら撮影していれば、そこまで外すことはない。

Backside of Building

グレーのトーンなんかは良い感じに出ていると思う。
一度、ちゃんと印画紙に焼いてみたいところ。

とりあえず撮れていることは確認できたので
カラーフィルムを詰めてみることにする。
T*コーティングの実力やいかに…

ちなみに、カメラとしてはなかなか使いやすい。
図体はでかいけれど、指掛かりがあるので片手で持ち歩くこともできるし
ストラップをつけて首から掛けてしまえば重さは感じない。

フラッシュ発行禁止モードで固定はできないものの
ボタンを押しながらシャッターを切ることで
発行禁止・強制発光を切り替えられるので、悪くない。

トータルで見ると、シャッター音は爆音だけれども
いいカメラだと思う。

発売当初は5万円超の高級機だったんだもんな…
カラーの結果は、またいずれ

 

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