ポツダム宣言 | Lomography Potsdam Kino Film

雨の日の交差点

※タイトルに深い意味はありません

先日、仕事で秋葉原を訪れたので、久々にLomo Shopに立ち寄ってみた。以前WSなどでお世話になったスタッフさんがいて、なんやかんや話をした中で映画用フィルムを使用したモノクロフィルムPotsdamが在庫有りということで(Berlinは売り切れ)2本手に入れてきた。1本はテスト用、その結果を見て現像条件を調整するのである。

まず1本目を撮り終えて現像してみたのでご紹介してみる。カメラはM3にズミルックス…と思ったのだけど、フィルムが分厚いせいか巻き上げが重くなり、カメラに負担がかかりそうだったのでX-700で撮ってみることにした。(M3は巻き上げのクラッチがスプリングなので高負荷がかかると滑ってしまう危険があると考えた)レンズはMC W.ROKKOR 35mm f1.8である。

撮影はカメラの感度設定をISO100にして自動露出。現像はレシピ通りD-76 1:1 20℃で7分という条件で行った。(LomographyのサイトではD-76はStockの条件しか記載されていないが、IlfordのID-11がD-76と同じであるので、そちらの時間を参考にした)

Wet Road

第一印象は「ノスタルジックな絵になるフィルム」

まず最初に、ノスタルジーに写るなあと感じた。普段使っているKentmereに比べてなんだか古臭い印象を受けるのは、映画用フィルムだからだろうか…と、考えていたのだけど、よくよく見ると全体的に普段よりアンダー目の露出になっているだけのようにも見える。今回はカメラの自動露出を使ってEI100で撮影を行ったため、普段よりもアンダー目(正確に言うと、普段がオーバー目に撮っている)になっているのは間違いない。アンダーで撮るとシャドー部の濃度が浅くなり、ややグレーに寄った描写になる。それがなんとなく古臭さを感じさせているのかもしれない。

untitled

粒状感はちょうどよい感じ

久々に感度100のフィルムを使用したけれど、さすがに粒状感は抑えられており美しい。ACROSなんかと比べてしまうと粒は感じるが、それはACROSが微粒子すぎるだけであって、ほどよいフィルムの粒子感が心地よさを生み出してくれているのではないだろうか。

architecture

スナップにAEは向かない…?

だいぶ空に引っ張られてしまった感がある。これはこれで悪くないのだけれど…やはりスナップはマニュアルで撮るのが良いかもしれない。この日は雨だったのだけれど、空の明るさなどに引っ張られて意図しない露出になってしまっている写真が多々あった。露出補正とかうまく使えよと言われてしまうかもしれないが、それなら最初からマニュアルで撮ったほうが確実である。

とはいえ別日にTC-1で撮影した写真(Kentmere)はそんなことは感じなかったので、まだフィルムをうまく使いこなせていないだけかもしれない。

Gradation

グレートーンが美しい

低感度であることも相まってか、グレートーンが非常に美しい。曇りの日にポートレイトなんて撮ったら非常に美しい写真が撮れる気がする。うーん、やっぱりライカに詰めて撮ってみたいなあ。(でもやっぱりちょっと怖い)

親子

実効感度は低めな印象

上の写真、空に引っ張られてしまった感も否めないけれど、全体的に見ても実効感度はやや低めな印象を受ける。他のモノクロフィルムにも言えることであるが、ISO感度を信用すると若干アンダーになってしまう、なんて話もある。ハイライト部分は結構いい感じに色が乗っているので、もう少し撮影時の露光量を増やし、現像時間を短くすることでさらにこのフィルムのポテンシャルを引き出し、豊かなトーンを作り出すことができるかもしれない。

対峙

次はマニュアルで、感度を下げて撮ってみる

そんなわけで、モノクロフィルムを使うにあたって常套手段ではあるが、ISO感度に対して減感して撮影してみることにする。とりあえず1段減感してEI50といったところであろうか。1段多めに露光する分現像時間は減らす。1分減らして6分といったところかなあ…

さて、そんな条件で撮ったら結果はどうなるか、乞うご期待!

 

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