じゅんさんぽ 熱海編

Atami

初心はどこへやら、とにかくどこかに行った記録になっているじゅんさんぽ、まぁそれはそれでいいんじゃないかなと思うのでこのまま突っ走ってみる。

今回は、都内でフィルム撮影散歩を企画しているmomoちゃんからお誘いを受け、熱海花火を見に行くことにしたときの話。もちろん花火は夜なのだけど、出席者が思い思いに熱海に集結し、勝手に散歩して集合時間まで時間を潰すという自由っぷり。このゆるい感じ好き。

電車旅

当日は雨、しかし…

しかし当日は生憎の雨。中止の可能性も感じられたのだけど、どうも熱海花火は台風が来るくらいひどくないと決行するとのこと、やるじゃねえか。というわけで(夕方から曇りの予報だったこともあり)散歩も決行。グリーン車でビール(よなよな)を飲みながら熱海に向かう。

池袋からグリーン車に乗り、まずは小田原を目指す(電車が小田原行きのため、そこで乗り換え)週末ということもありほぼ満席のグリーン車だったが、新宿、渋谷と通過するたびに人が減り、最後はほぼ貸し切りだった。こんな雨の中遠出する人は少ないということか。

Platform
Rainy day

雨の駅でプチ撮影

小田原駅で同じ電車に乗っていたナベさん(ナベさんぽ主催者)と合流し途中下車。momoちゃんから駅近のオススメスポットも教えてもらっていたのだけれど、この時間特に雨が強く、坂も多かったため諦め、構内撮影を楽しんだ。目の前に海が広がっているこの駅は晴れた日に来たらきっと最高に違いない。日を改めて、散歩にこようと思う。

熱海商店街

熱海に到着、さらに散歩は続く

雨でかつホームに屋根のある場所も少なかったため、早々に熱海へ移動。この頃には雨もだいぶ収まっていたので(雨雲と逆行してきたのもあり)さらに散歩を継続、熱海の街を撮り歩く。熱海は以前同期旅行でも来たのだけれど、やはり写真を撮る人と一緒に歩くのとは具合が違う。ジグザグと路地をいったり来たりしながら散歩できるのは、写真を撮る人と一緒に散歩する醍醐味である。

プリン亭

名物プリン?をいただく

先に到着していたスイーツ男子組があちこちでプリンを食べているのを見て、こちらも1軒覗いてみる。シュールな看板から以前来たときにも気になっていたプリン亭のプリンである。写真に撮ると(自分は撮ってない)鉄鍋にも見える不思議なプリンを頂いた(普通に美味しいプリンでした)熱海には他にもプリンやさんが立ち並び、行列が出来ているお店も見られた。熱海ってプリン有名だったのか…!?(勉強不足)

サンビーチ

海岸まで一気に下る

熱海は不思議な土地で、海がすぐそこなのだけれど海の近くまで山になっている(伝わるだろうか)地形になっている。そのため、駅から海岸に行こうとするとかなり下ることになるのだ(逆に、駅に戻るときにはかなり上ることになる)しかも直線的な道が少ないのでうねうねと曲がった道をおりていくことになるのだが、Google Mapを駆使して間の道を見つけながら下っていった。

海岸はさすがの天気で人気はほとんどなく、波の音だけが聞こえる少し寂しくもある場所だった。海水浴場になっているので夏は大勢の人で賑わうのだろう。体や足を洗うシャワーや水道も設置されていたが、砂で汚れたサンダルを洗おうとしたら水は出なかった。(ビーチとして開いているときだけなのだろう)

熱海の上り坂

行きはよいよい帰りは怖い

先も述べたとおり、熱海は海の近くまで山である。駅からずーっとおりていったということは、帰りは上りである。しかも帰りはショートカット?して階段を利用したのでさらに大変だった。この日は雨も降っており比較的涼しかったと記憶しているが、駅につく頃にはナベさんと二人で汗だくになっていた。

Three Trees

再び海岸へ

せっかく上ったのだけれど、花火は海岸で見ようということで別行動していた仲間と合流しスナップしながら再び海岸へ。少しずつ暗くなってきているが、まだまだ人はちらほらとしかおりてきていない。雨だから人いないの?みんな山の上から見るの?

 

night light

いよいよ花火…!

いきなり暗くなったけれど、夕飯を食べたりしてたらあっというまに真っ暗になった。そして海岸にはかなり人が増えてきている!なーんだ、やっぱりみんな見に来るんじゃないか。中には旅館の浴衣で出てきている人もいる。いいなあ、ゆっくり晩ごはん食べて、ひとっ風呂浴びて見る花火。花火が終わったらまた飲んで、お風呂入って、飲むのかなあ。

海岸から振り向けば駐車場があるのだけれど、ところどころに立っている電灯が照らす車の影がかっこよくて何枚も撮ってしまった。1/15だったか、1/8だったか忘れてしまったけれど、ちゃんと撮れてるじゃあないか、すごいぞライカ。

Light Up

海岸は部分的にライトアップ

海岸は真っ暗、なのだけれどもスポットライト的にあちこちがライトアップされている。もちろん花火の際にはすべて消灯されるのだけど、花火待ちの時間にふらふら写真を撮るのには都合が良い。久々にズミルックス開放を使ったらやっぱり滲んだ。

波打ち際のFamily

真っ暗だけど海で遊べる場所

ライトアップされているおかげで、あたりは真っ暗なのだけれど波打ち際で遊ぶことができるようだ。遠目で子どもたちが遊んでいるのが見える。夜の海って怖いイメージだけど、こんな状況なら楽しむことができるのではないだろうか?あ、夜の海でポートレイトとか楽しそうだな。21mmパンフォーカスで、フラッシュ使って。誰かやりましょう。

fireworks

いざ、花火!

花火が始まった。この日は三脚など花火を撮るための道具は持ってきていなかったので(正確には卓上三脚は持っていたが使えなかった)撮るのは諦めて目で見ることに集中していた(花火は撮るより見るほうが絶対に良い)。だけどそこは写真好き、ちょっとくらい撮りたいなと思って手持ち&バルブで数枚シャッターを切っておいた。何が何だか分からない写真ができあがるかと思っていたのだけど、思いの外撮れていて自分でもびっくり。よーくみると(写真左の方の明かりとか)プルプルしてるのがわかるのだけど、結構花火撮れてると思いませんか?すごいぞライカ!

そんなわけで花火を楽しんだ後は熱海の夜景なんかを眺めながら駅に戻り、新幹線を使って帰路についた。

熱海の花火、想像していたよりもずっと良かった。人は多すぎず、迫力もあり、海上花火だから見ごたえもある。海岸沿いのホテルに部屋を取れば部屋からも見える(そうすれば、三脚立てて撮影しながら鑑賞もできる!?)子供がもう少し大きくなったら連れていきたいなあ。

そんなわけで長編になってしまったじゅんさんぽ熱海編はこのあたりでおしまい!

 

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