ポツダム再び | Lomography Potsdam Kino Film

wheel

Lomographyから発売されているポツダムというフイルムがある。映画用フイルムを巻き直したもののようで、気になって2本手に入れていた。1本目のお試し結果はこちら。

前回、素直に感度100で撮影し、レシピ通りの時間現像をしたところ若干アンダー目に仕上がったような気がしたので、今回は感度50で撮影し、現像時間はそのままという条件で撮影現像をおこなってみた。

一角
 

カメラとレンズは前回と同じでX-700に35/1.8を使用しているので、その他の条件はほぼ一緒である。偶然ではあるが天気も似たような天気だったので、単純に露光量の違いが見えるのではないか、と思う。

結論から言うと、前回感じたようなアンダーな印象は消え、低感度フィルムらしい繊細な描写を感じることができた。

ヒガンバナ 
 

この日は曇っていて、実効感度50ということもあり日中の屋外でも開放で撮影することができた。クラシックカメラを使ってるとなかなかそんな機会はないのだけれど…結果はご覧の通り。好きな人にはたまらないかもしれない?独特のボケ方をしている(ここはフィルム関係ない)個人的にはちょっとうるさいので1段くらい絞りたいところではあるが…

Malts 
 

驚いたのは、感度50でも意外と夜撮れたことである。夜のビアバーで撮った写真もしっかりと撮れている。意外とやるじゃないかと思ったけれど、よく考えたら普段感度200で開放3.5のレンズを付けて夜撮ってたりするので、そんなに変わらないのか。ちょっとだけ、常用を100にしてもいいかなぁとか考えてしまう瞬間である。

ポツダムの話に戻すと、こんな暗いところで撮ってもなかなかシャドーが粘ってくれる印象である。黒の締りを犠牲にすればもう少しシャドーを持ち上げることも実力的には可能だと思うので、なかなか表現の幅は広いんじゃないかなぁと思う。50という感度はデジカメ世代からしたら信じられないかもしれないが、常用するには厳しいとしても試してみるとまた違った写真が撮れて楽しいかもしれない。

ポツダムはLomographyのShopなんかで手に入るので、気になった方はぜひお試しを~

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