鶴見線さんぽ ライカ編

Tsurumi Line

横浜育ちの自分でも利用したことがなかった電車、鶴見線。以前から話は聞いたことがあり、気にはなっていたのだけれど、今回沿線を散歩してみることにした

この日は、何度か写真散歩でお会いしたことがあって、ゆっくり一緒に散歩してみたいなあと思っていた方に声をかけ、お付き合いいただくことができた

お正月が終わり、少しずつ世間が現実に戻り始める時期だったが天気がよく、暖かくていい日だった

高架下Street

鶴見線の特徴として、まず休日の鶴見線はめちゃめちゃ本数が少ない

一本乗り遅れると1時間待ちなんてのはザラで下手をすると2時間近くおいてけぼり、なんてこともあり得る

特に、今回行きたい場所の一つであった海芝浦駅はホームに降りても駅から出ることができないためいくら写真映えする場所だと行っても辛いものがある

そんなわけでしっかり下調べをして、タイムスケジュールを立てて行動した(もし行かれる方はちゃんと事前に調べることをオススメする)

昭和感

いきなり電車に乗ってしまうと、いろいろ都合が悪かったので、まずは1駅、鶴見駅より歩いて国道駅に向かう。ここも気になっていたポイントだったのだが想像以上の場所だった。昭和感…!少しばかり河原町を思い出した

 

shoot the shooter

撮影を終えたらここから鶴見線に乗車し、海芝浦へ向かう

お正月だということもあってか人は少なかったがやはり、海芝浦へ向かう人たちは皆カメラを持っている。私達が到着した電車を待って乗り込んでくる人もいた。ダイヤを調べると前の電車は2時間前に出発している。2時間撮って待っていたのか…?それはそれですごい。(でもちょっとやってみたい)

海の駅

ほんとにすぐそこが海だ。

向こう岸には工場、工場夜景なんかもキレイかもしれない(しかし帰れなくなる可能性がある、この時期なら大丈夫か?)

また、モノクロなのでわかっていただけるかどうか、というところだが本当に雲ひとつない青空だった。モノクロで撮る場合は、もう少し雲があったほうが空らしくなるかな…

light and shadow

おしゃれな人は足元が素敵だなあと思う。彼女の場合も、何がそう思わせるかわからないのだけれどついつい足元に目が行ってしまう。

おしゃれは足元から、なんて言葉もあるけれど、頭の先から足の指先まで気を遣えることが大切、ということだろう

これって写真にも音楽にも当てはまっていて、ちょっとしたこと、普通の人が気づかないことを意識できるかどうかで1枚の写真、1つのフレーズの魅力が何倍にもなるんだと思っている

snap shooter

海芝浦から電車に乗って、一度乗り換えて終点の扇町というところに移動する

本来ならここでランチ、といきたかったのだが思っていた以上にお店がない。唯一のお店も正月休みということでランチ難民になってしまった

と、いうことでとりあえず工場地帯を撮り歩く

underarm hair...?

脇毛が…と思ってつい撮ってしまった(わかるかな?)ごめんなさい

under the bridge

そこそこ奥まで探索した後に引き返し、電車は2時間ほど出ないので、歩いて次の乗り換え駅に向かう。ソール・ライターごっこをしてからというもの少しばかり写真の中で枠を意識して撮ることが増えたような気がする(そういうシーンを意識して見つけるようになった)ここも中望遠だったら面白く撮れたかもしれない

工事現場

いきなり場面は飛ぶけれど、いつのまにか川崎駅へ。もう完全にプラン無視であるがランチ難民になってしまったので仕方ない。

夕日が工事現場のおっちゃんをドラマチックにする〜なんて言いながら撮った1枚。もやがかっているように見えるのはガラス越しだからである

冬は寒いけど光がドラマチックなので好きな季節かもしれない。暑がりなので、暑すぎるよりは寒すぎるほうが耐えられる…気がする

audience

写真映えするかな、と思いラ・チッタデッラに向かう。なんだかアイドル?っぽい人たちのライブをやっていた。個人的には、すり鉢状の客席最上段で完璧に?アイドルにシンクロして踊っている男子4人組のほうが気になった

対象がなんであっても、好きなものを見て好きなことをしている姿って輝いて見えるものである

angel's wing

天使の羽根を生やせるアレが。女子二人組がスマホで撮りあっていたのだけれど、高さがあるので、かなーりローアングルで撮らないとうまく入らない。レンジファインダーでは視差もあるので更に難しい!

sunset

まだ少し時間もあり、ちょうど日没の時間が近かったので、1駅先の六郷土手に行ってみる。川に沈む夕日…を見ることはできなかったが、だだっぴろい公園で人も少なく、のんびりすることができた

ビル群に沈んでいく夕日というのもなかなか乙なものがあるのでまたこんど改めて訪れてみようかなと思っている

視線

今までポートレイトというと寄って撮る写真が多かったのだが、このくらいの距離感の写真が醸し出す空気感が最近好きなので今後撮る機会があれば積極的に引きでも撮っていきたいと思う。

こうして後半は当初の予定から大きく外れた写真散歩は終了

総歩数2万歩超えの散歩にお付き合いいただいたともちゃん、そしてここまで読んでいただいたみなさん、ありがとうございました

この日はカラーネガを詰めたマキナも持ち出していたので、マキナ編はまた今度のお楽しみ…

 

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