超広角コンパクトカメラ | LC-Wide

Green

昔の写真を見返して懐かしむのが楽しくなってしまったので見返しつつなにか記事にするシリーズ。今回はLomographyのコンパクトカメラ(トイカメラではない…らしい?)であるLC-Wideである。既に手放してしまい手元には無いのだけれど、面白いカメラだったなあ。

冒頭の写真はかなり昔のもの。写り込んでいる私のカメラに付いているレンズがコシナプラナー50/1.4ZFである。カメラはたぶんFM3Aを持っていたはずだ。Lomography主催のフォトウォークに参加したときのものだと記憶している。たしかくらいぶともこのときはじめましてだったんじゃないかなあ…

selfie

17mmの超広角レンズ

17mmである。スーパーアンギュロンより広いぞ。カメラに内蔵されたファインダーの視野率が追いついておらず、ファインダーで見える範囲より二回りくらい広く写る曲者である。もういっそファインダーなんて覗かないほうがいいかもしれない。見ている方にカメラ向けて撮れば全部写ってるって!ほんとに!

しかし広角だからといってぐにゃぐにゃになったりすることはなく、優秀なレンズだと思う(流石に周辺は流れるけれど)色乗りもロモらしくこってりした感じなので面白い写真が撮れるのだ。

under the sea

水中カメラにも変身できる

実はこのカメラ、純正で防水ケースが発売されている。何を隠そう、新婚旅行のためにこのケースを購入し、スキューバ体験にLC-Wideで臨んだのだ。上の写真がそのときに撮影したもの。natura1600のフィルムを入れていたので、意外とちゃんと撮れている。ちなみにこのとき、嫁さんは防水写ルンですを持っていた。どこまでフィルムやねんと言われるかもしれないけれど、我が家はどこまでもフィルムなのである。仕方ない。

my wife

チェキも撮れちゃう

インスタントバックというオプションも発売されていて、これをつけるとなんとチェキが撮れてしまうのだ。なんて万能なカメラなんだろう。手放したけどまた欲しくなってきた。上の写真はそこそこ暗い店内で撮影したものだったはずだが、チェキのフィルムは感度が800なので意外と暗いところでも撮れるのだ。それにLC-A/WideはAE機能がついているので、暗ければちゃんとシャッター速度を遅くしてくれる(ブレるけど)ここらへんがいわゆる「トイカメラ」と違うところだなあと感じる。

Okinawa

広角レンズは楽しい

やはり、非現実的な絵になるからだろうか?広角レンズは楽しいと思う。散漫な絵になりがちだとか、寄らなきゃだめだとか、いろんなセオリーはあるけれど、自分の気持ちいい距離感で撮ればいいと思う。それが好みじゃないかどうかは人それぞれだから、好みじゃないと思う人の言うことなんて聞くことないのだ。(自分が好きだと思わないなら改善すべきだと思うけど)そんなわけで、超広角って楽しいなという話だった。

このカメラ、実はまだ新品で買える数少ないフィルムカメラのうちの1つである。気軽に超広角を楽しんでみたい方は是非お試しを!

 

 

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