実は使ってたことあったんです。お借りして、だけど。今や大人気、高級コンパクトカメラの代名詞のなり、とても買えない価格になってしまったCONTAX T2だけれども、写真を振り返ってみるとなるほどやっぱりよいカメラである。ちょっぴり重くてちょっぴりでかい(GRとかと比べると)けど、さすがはツァイスゾナーの名前を持つレンズである。同じレンズのTもいいけどね。
色のりはさすがのT*コーティング
熊本にいた頃、通勤中の車から撮った(信号待ち)写真だと記憶している。これ、フィルムはフジのX-TRAなのだ。X-TRAってこんな色出るんだ…というほど空の青が鮮やかに写っている。露出制御とレンズの特徴が合わさっているのだと思うけれど、赤信号の赤も主張が激しい。これはファンが多いわけである。ちなみに私はどちらかというとあっさり派なので、このような自然の写真はいいのだけど、普段の写真を撮るならもう少しあっさりしてくれたほうが好みである。でも、いいよね。
普段遣いにもピッタリ
フラッシュもついている(しかも、自動発光はしない)ので、普段遣い用のカメラとしても使える便利なカメラである。上の写真はとある飲み会での一コマ。何が何だかわからない写真なのだけど、関係者はちょっと笑ってしまうようなそんな写真である。こんな写真を撮るのにも使える。ちょっと贅沢だけどね
スナップは難なくこなす
もちろん、AFコンパクトカメラなのでスナップだって難なくこなす。夜の街でもそこそこの明かりがあれば開放f2.8のレンズがしっかりと写してくれる。そういえばAFが中抜けするって話を聞くけれど、お借りしていた期間でピントが抜けることはなかった。よく聞く対処法を実践していたからだろうか。(AF指標を実線の○ではなく点線の○を使って合わせる)
T2でポートレイトなんてのもアリじゃない?
撮った記憶はないような写真だが、熊本に住んでいた頃のマンションのベランダにて。レンズも明るく背景もほどよくボケるので(私はあんまり背景ボケボケの写真は苦手である)これ一台でポートレイト、なんてのも十分対応できる性能なのではないだろうか。
そんなわけで、改めて見ても大人気の理由も頷けるカメラである。ほしいかほしくないかで言えば、ほしい。しかし、そこまでお金を出して買うかと言われると…ちょっと、別のカメラを考えてしまうのも事実である。だって下手したらバルナックライカ買えちゃうんだもの…
もちろん、T2が使えるのは今だけであるから(まだギリギリ修理もできる?症状によってはもう不可能だったはず)どうしてもT2が使いたい、という人はお金を積んで買う価値はあると思う。また、昔買ったけどしまいこんで使っていないなーという方は、是非市場へ放出して世間のCONTAX好きの方々に届けてあげてもらいたいと思う。結構眠ったりするんじゃないかと思うのだ。
コンタックス良いですね。
写りも混じりっ気無しなクリーンな印象で美しいですね。
世間でブラコンと呼ばれているコンタックス1が好きですが色々と癖があるようで
その上値段も良いのでまだ我慢しております。
スローがチューと鳴くらしいので試してみたいものです。
こんにちわ
とてもいいカメラ(レンズ)だと思います。ただ、今はちょっと高すぎる…
コンタックス1、一度だけ使っている方を見たことがあります。
操作にもいろいろ癖があるんですよね…?