PEN-FTと銀座で朝活

PANDA PANDA PANDA

意外と、早朝の銀座に行くのは初めてかもしれない。なんとなくハーフでバシバシ撮ってみたくなってPEN-FTに標準38mmをつけて持ち出した。ライカはおるすばん。

おじさん

人気の少ない不思議な銀座

どの街もそうだけれど、朝は人が少ない。いつも賑わっている街の人が少ない景色はなんだか不思議な感覚をもたらしてくれる(だから朝活が好きなのだ)朝の竹下通り、なんてのもどの店もシャッターが閉まっており人が少なく不思議な感覚だが、人の少ない銀座というのも原宿とは違った静けさを感じて歩いていて非常に楽しかった。

Brasserie

どうしても縦位置が多くなるハーフカメラ

PENシリーズを始めとして多くのハーフカメラは通常位置で構えると縦写真になる。そんなわけで縦位置の写真がどうしても多くなってしまう。この日はできるだけ横位置で撮ろうと思っていたのだけれど、それでもやっぱり縦位置の写真が混ざってくる。

縦位置の写真は被写体に集中すると言われているし、自分自身そうだと思っているので、縦位置で撮るとどうしても何か「撮りたいもの」があって撮っているような写真になる(え?そうでもない?)縦位置が好きな人は被写体が好きで被写体に集中して撮っているそうです。

光と影と彼女と僕

横位置は映画を見ている感覚

横位置で撮った写真が、というのもあるけれど、個人的にはPEN-FTのファインダーを横位置で覗くとなんだか映画を見ているような気持ちになる。普通のカメラを普通の位置で構えれば横位置になるのだけれど、なぜかその時は感じない不思議な感覚に襲われるのである。そんなわけでこの日は映画のワンシーンを撮っているような(映画撮ったことないけど)気持ちで一つのシーンで数カット撮る、なんて撮り方を多用してしまった。ハーフだからコマ数も気にならないしね!

2021

パノラマ効果で楽しむ

別にフルフレームでもできるのだけど、ハーフだと1枚に2コマというやり方をとってしまうことが多い。プリント、データ化のときにもやりやすいし、縦位置で並ぶからなんとなく自然に見えるのだろうか…?しかしこれ、フィルムの送り方向とか色々気にして撮らないと逆になってしまうので注意が必要。上のような写真にしたくても左右が逆転しているととても残念な気持ちになる(このカットを撮ったときはちょっと心配だったので右、左、右と3カット撮ってどちらでもなんとかなるようにした)

Crossing

右手が上か、左手が上か

横位置で撮ろうとするときも注意が必要。カメラを縦位置に構えるとき、私は右手が上になるように構えるのだけれど、PEN-FTで連続カットを撮るときにこの構え方をするとなんとなく前後逆になる感じがする。上のカットも下のコマが先に撮ったものになっている。なんとなく、時間は上から下に流れているような気持ちにならないだろうか…?

それにしても、いつものレシピ(Kentmere 400にD-76 EI200)で撮ったのだけれどハーフとはいえ随分きれいに写るものである。軽快に撮れるししばらくPENをメインで使ってみるのもいいかもしれない…(シャッター音が大きいのだけが玉に瑕か)

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