なぜモノクロで撮るのか?時々そんなことを聞かれるので、改めて考えてみた。ちなみに、思いついた順に書いてるので、順番に深い意味はない。また、完全に個人の意見なので、意見は歓迎だけれど反論は受け付けません。意見を頂いた上で考えが変わる可能性はあるけれど…
■そもそもカラーである必要がない
モノクロで撮る必要があるからモノクロで撮っているというより、カラーで撮る必要がないからモノクロで撮っている、という方が正しいかもしれない。素敵な写真屋さんに現像をお願いして、仕上がってきた写真を見てとても色がいい、雰囲気のいい写真に仕上がっていると嬉しいものだけれど、それは自分の写真じゃないわけである。じゃぁ自分でデータ化して自分でスキャンして自分で色補正をするかというと、めんどくさい。めんどくさいと思うということは、あまりそこに必要性を感じていないわけであって、ならモノクロでいいじゃないか、と思ってしまうわけである。
カラー手焼きは一度やってみたいけれど、自宅に常設してまでやりたいかというと…やったことないのでなんとも言えないけど、無い気がする。基本、めんどくさがりなので、モノクロが合っているということであろうか。
■安い
お店に依頼する場合、値段は変わらない。フィルムの値段も上がってきたので、おそらくコストは変わらない。ただ、私の場合は自宅で現像する。自宅でスキャンする。自宅でプリントする。こうなると、価格差は圧倒的である。さらにフィルムも100ft缶を買って巻いているので、比較的安い。
当然、薬品代と自分の時給は発生するわけであるが、こちらは不思議とあまり面倒と思わない、ということは精神的に必要なものと認識しているのであろう。(流石に未現像フィルムが大量に貯まると、面倒に思うが…)
■画面の整理が楽
これはどっちとも言えない部分もあると思うが、カラーの場合例えば目の前の彼女を撮ろうとしているとして、どんなに絞りを開けて背景をボカしても、背景に真っ赤に輝く消防車がいたりすると、完全に持って行かれてしまう。モノクロは、それをそんなに意識しなくて良い(正確には良いわけじゃないけど)ので画面の整理が楽、と考えている。
勿論、撮影する段階で意識的に背景を整理しておくことは必要だけれど、整理したつもりが取った瞬間に赤い車が背後を通ったとかそんなことがあっても、モノクロの方が影響は少ない、と思う。そんなこんなで最近はモノクロで撮り続けている。
時々カラーが恋しくなってカラーを詰めたりもするが、現像に出しに行くのが面倒でほったらかしになったりする。次は敢えてカラーでも詰めてみようかな…(たぶんやらない)
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色があると持っていかれてしまう、というのがとてもわかるー
あと色のバランスに目を取られて、対象が薄れてしまうんさね。
モノクロはほんと落ち着くし、ほんといい意味で楽!
KJさの現像、いつも綺麗でほんと羨ましい・・・
失敗することもあるのー?
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>harureiさん
こんにちわ!
たまにカラーを撮ると、カラーもいいなぁと思ってしまうんですけどね(笑
でも基本がモノクロ脳になっちゃってる感じがします…
失敗という失敗は今まで1回(温度管理不足で過現像)くらいですかね…
条件を統一してやっているので、あまり失敗の要素もないのかも…
そろそろ、条件変えて(希釈率高めるとか、高温短時間とか、静止とか)やってみたい気はあるのですが…