Redscaleと呼ばれるフィルムを使ってみた。
…とは言っても、使ったのは普通のLomography Colornegative 400
トイカメラマンである雨樹さんのコラムでも書かれているように
このフィルムは自作可能なのである。
本来ならば裏面になるはずであるオレンジ色のフィルムベースを
通した光で露光されるため、このような赤い写真になる。
都庁ビルもご覧の通り、なんだかおどろおどろしい感じになってしまった
フィルムベースを通す関係で実効感度がやや下がるので注意が必要である。
今回は400のフィルムを用いたので、2段オーバーの感度100で撮影した。
もともと赤いものを撮るとそのままなのだが
周囲が赤い世界になっているので、なんだか異様な光景である。
上手に使えば、面白い表現手法になりそうである。
とはいえ、何もかもが真っ赤に写るわけではない。
いつもの視点での一枚、やや赤みがかっているものの
青っぽい色も発色はしている。
雨樹さんのコラムによると、露光量によって色の出方が変化するようである。
アンダーめに撮れば赤く、オーバー目に撮れば発色するということだ。
あまり頻繁には使わないかもしれないが、
たまにお遊びでやってみるのもいいかもしれない。