現代版8枚玉? | Ultron 35mm f2.0 Aspherical

 

My Summilux

今年は行けないかなーいかないかなーと思っていたCP+、偶然にも行きませんか?とお誘いいただき、ちょうど外にも出られそうだったので少しばかり覗いてきた。

大手のブースは横目で見る程度に留めておいて(そもそも列に並ぶのが嫌いなのだ)ブースで働いている友人たちにご挨拶したり、人の少ないブースを覗いてみたり、毎年そんなふうに楽しんでいる。(あ、今年はゆり茶さんにご挨拶できなかった)

そんな中で、毎年楽しみに?しているコシナのブース、今年は現代版8枚玉(世間的にそう呼ばれてるのかどうかはわからないけれど、偶然にも?8枚レンズなのでこう呼んでみた)がリリースされたところということで試してきた。平日だからということもあってかブースには人も少なく、待つこともなく試すことができた、ラッキー!

ちなみに去年の記事、去年もコシナのブースに立ち寄っていた。

冒頭の写真はM3に付けていた私のSummiluxを撮影したものである。あ、ちなみにこの記事に載せてる写真はすべて開放である(そんなにたくさん撮れない、撮っても意味ないので、開放で数枚撮るにとどめた)

M3の距離計が近距離では連動しないので、ギリギリ80cmくらいでの撮影だが、開放近距離にもかかわらずピント面はしっかりきっちり写っている感じである。背後のボケはややうるさい感じもするが…ビンテージ感の演出か、はたまたこのサイズで作ろうとすると補正しきれないのか?周辺の流れ方なんかも若干8枚玉を思わせる色気を感じさせる気がする。

Test Shot

中距離になると文句のつけようがない写りをしている。強いて難癖つけるなら右奥のボケ方なんかは少し雑な感じはするけれど…これまら、古臭さとしての演出であればよく表現できているのではないかと思う。

その他の部分については、開放にもかかわらず滲みが発生することもなく、しっかりと写っている。2代目の35mmズミクロンあたりと比べてみたい気がする。

My Friend

友人を盗撮。彼が見ているのはなんのレンズだろうか…ちなみに話は逸れるが彼も私もスーパーアンギュロン使い、彼はf4で私はf3.4を所有している。コシナのカラースコパー21mmが3本展示されていたのだが(f1.8、f3.4、f4.0)SAっぽいスナップ的な使い方をするならばf4だよね、という意見で一致した。それでも21mmでf1.8というのも魅力的ではあるが…(なにせレンズがでかい)

話をウルトロンに戻すと、撮影距離は2mくらいだったと記憶しているが、やはり背景のボケはきれいとは言えない。しかし開放でこの描写であると考えれば十分ではないか…とも思う(この辺は個人差があるので、各自ご判断いただければと思う)開放できれいなボケを出すためにレンズが大きくなるのであれば、個人的にはこのサイズでこの描写は十分許容範囲だと思う。

総評としては、コシナのレンズらしく「性能はしっかり、でも古臭さも残した」いいレンズだと思う。このレンズが10万円程度(実売8万円くらい?)で手に入るのであるから、8枚玉ズミクロンに40万円(最近の相場を知らないのだけど、そのくらい?)も出す価値があるのか…と言われれば、あるとも言えるしないとも言える(個人の価値観によるもんね)

ただし、このレンズが「ズミクロンの代わりになるか?」という問いに対してはNoと言いたい。ズミクロンがほしいのであれば間違いなくコシナでは満足できないので、はじめからズミクロンを買うことをオススメする。(もちろん、コシナを買って使ってみて、やっぱりズミクロンがいいと買い直すことにも価値はあると思うが、コストがかかる)Mマウントでちょうどよい35mm f2.0のレンズがほしい、ということであればおすすめできる1本だと思う。

ちなみに、ズミルックスが買えないからズマリットを買って、結局ズミルックスを買ったのは私です。

ちなみにコシナの明るい35mmだと、Noktonという選択肢もある。こちらはこちらでいいレンズである。Ultronがズミクロンなら、Noktonはズミルックスかな?

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