毎年この時期に銀座の松屋で行われる世界の中古カメラ市。だいたい、いつも行っては小物とフィルムを入手するだけだったのだが、今年は少しだけ大きな獲物を手に入れてしまった。
それがこのズマリット。ツァイスゾナーに対抗した、Leitz社の開放f1.5の大口径標準レンズである。
以前、お借りしたこともあるレンズである。あんなことやこんなことで試し撮りをしたこともある。少しだけ撮り歩いたこともあったが、手元にいたのが短い期間だったため、あまりじっくりと味わうことができなかった。
と、いうことで手に入れて早速M3に装着。昼~夜にかけて撮り歩いてみた。1本撮りきったので帰って早速現像、スキャン。
感想としては…開放は噂通りのぽやぽや。(でも芯はある)球面ズミルックス同様上手く使えば表現に使えそう。記憶の中を見ているような写真になる。
f2.0ではまだ少しぽやぽやが残る。f2.8からはくっきり。細かい描写はまだまだこれから使ってみて判断したいところ。
プリントもしてみないと本来の力はわからない。今後に期待!
果たしてこれが、ズミルックスへの寄り道になるのか…!?乞うご期待!?